納期3か月と書かれていたが、約2週間で返ってきた。正直、3か月ってことはないだろうとは思っていたが、これほど早いとは。サンクス、ニコン。
とりあえずネガで1本撮ろう。
メンテ内容
何も問題がなかった模様。良かった。作業項目は以下。
- フランジバック点検
- 無限遠・視差点検
- ミラー点検
- 絞りレバー作動点検
- 巻き上げ・カウンター点検
- 巻き戻し点検
- フラッシュ点検
- マウント部点検
- シャッタースピード精度調整
- 露出計精度調整
- ファインダースクリーン清掃
- モルト点検
- 外観清掃
全体的な動作確認と、シャッタースピードと露出計の調整をしてもらうのが主目的だったが、地味に嬉しかったのがファインダーの清掃。超綺麗になった。この変化がなければ、本当に作業したんか?って思ってしまうほどであった。
ネガを使う理由
これは妄言なんだけど、ポジフィルムはネガよりも画質が良いが、その画質というのはデジタルが目指してきた方向性と大体一緒なので、今となってはデジタルで撮ったのと大差ないと思う。というかすでにデジタルの方が上を行っていると思う。
せっかくアナログフィルムで撮るなら、粒状感があって、色が鮮やかじゃないネガフィルムの方が(デジタルでは撮れないフィルムらしさという意味で)価値があるのではないだろうか。もっとも粒状感がないと言われるACROSは、もっともフィルムである必要がないフィルムだと言える。
・・・という、安価なネガフィルムを使う言い訳を考えてみた。
まぁ、ポジ(Velvia100)も1本買ってあるんだけど。
露出
X100Vを露出計代わりに使おうかと思ったが、X100VはISO160までしか下がらない。ISO100のフィルムを使う際は、ISO200かつF値を一段絞ったX100VとSSを同じにすれば露出が合う・・・という運用かな。
FE2は絞り優先が使えるAE機だし、かつ当面はラティチュードの広いネガで、さらにISO400だから、まったく問題ないんだけど。
電池
電池はちゃんとSR44を入れた。ちょっと前にLR44を入れて動作チェックしていたら、露出計は動いているのに、シャッターが切れないという現象が起こり、どうやらある程度電圧が低下するとこうなるらしい。SR44は電池切れ寸前まであまり電圧が下がらないらしい。
FE2は電池が切れると、M250(1/250秒固定)で切るしかなくなる。電子回路が死んだ場合もそうなる。今となれば、メカさえ壊れなければ電池なしでフル動作するFM2の方がいいだろうなぁ。ニコンのメカは信用しているけど、電子回路はどうなんだろう?・・・なので。