キレッキレのAPO-LANTHARの反動で、ぽわぽわのDC-Nikkor 135mm F2Dを持ち出す。
APO-LANTHARはピントの山が尖り過ぎて、そのピークに合わせるのが至難だったが、DC-Nikkorはピントの山が丸すぎて、やっぱりピークに合わせるのが難しい。
望遠レンズは楽しいのだが、このレンズはちょっとでかすぎるなぁ。街中でスナップに使うには適さないと言わざるを得ない。
このレンズを使う時は、エクステンショングリップはぜひ欲しい。安定性が違う。
F8くらいに絞って、DCリングをF側に回す。普通の望遠レンズになる。
DCリングは多分ニュートラルだけど、しかしすごい滲みだな。
無機物の遠景も容赦なく滲ませる。ちょっと絵画チック? これはさすがにR側に振っているはず。
こういう人の足元を撮るのであれば、もうちょっと焦点距離が長くてもいいが、これ以上でかいレンズはノーサンキューである。
口径食の少ないレンズが多い135mmで、こんなにでかいレンズなのに、口径食が結構大きいのは残念ポイント。