相変わらずAPO-LANTHAR 50/2は撮っているときはとても気持ちがいいが、レンズ側でのエフェクト、アシストが一切ないため、撮り手の実力が写真にはっきり反映される。
家に帰って写真を見返して、ぐぬぬってなることがよくある。
第一印象は「目が覚めるような写り」だったが、それは今でも変わらない。使うたびに思う。つまり今でも普段は目が覚めていないらしい。
NOKTON ClassicやChinacronはさすがにおいておくとしても、Planar FE50/1.4でも収差エフェクトに助けられているのだろう。Planarは私に優しい。APO-LANTHARは鬼教官、いい得て妙である。
この無味無臭のボケも、ここまで行くと透明感を感じる、気がする。無味無臭、無色透明である。唯一の助けは、周辺光量落ちだ。
あまりにきっちり写るので、手元にあったブラックミスト1/2フィルターを付けてやろうかと思ったが思いとどまった。
こちらは可変NDフィルター。手持ちで1/5秒なので微ブレしているが、まぁそれはいい。α7Cの手振れ補正は、絶対5段分も効いていない。2段効いているかも怪しい。
フードを付けなければサイズ感はとても良く、α7Cにもまあまあ似合う。でも基本はフィルターなし、フードありで運用しているので、細長い。49→52mmのステップアップとAPO-LANTHAR 90/3.5のフジツボフードを使ってみようかな?

線が細く、コントラスト的にも黒つぶれしにくいので、Summicron-R 50/2のように晴天下で使いにくいということはない。逆に、夜や夕方にはあまり持ち出した記憶がないので、その辺も試してみよう。