X100Vはフルサイズ換算で35mm F3くらいのボケ量なので、被写体からちょっと離れると、まぁボケない。しばらくX100Vばかり使っていたので、今日はそのリバウンドでNOKTON 50mm F1を持ち出した。
いやー、ボケるわ。激しくボケるわ。心が満たされるわ。
しかしボディよりもレンズが重いので、重心バランスは悪い。
開放ではすこし滲みはあるが、確実に芯があり、絞らないと使えない昔の超大口径とは一線を画す。むしろこの滲みがいい感じで、この線が細い描写は癖になる。
なじめなかったNOKTON 23mm F1.2 X-mountの滲みとは何が違うんだろう。
α7Cのファインダーが、昨今のほとんどのミラーレスカメラのEVFに劣るのは確かだと思うが、それでも世の中のすべてのOVFよりもピントが分かるのも確かだと思う。つまり何も問題なく、F1.0でも確実に正確にピントを合わせられる。
前ボケも後ろボケも申し分なくなだらか。弱点はフリンジかな。
F値は記録されていないが、絞り開放以外で撮った写真も多いはず。1段絞ってもF1.4というパワーワード。開放F1.2のレンズとか、もう中途半端やね。