私はカメラのドレスアップにはあまり興味がない方だが、ストラップは安物ばかりだが、たまに買い替えている。今年に入ってから下記のように3本も買った。
私はネックストラップは首には掛けず、肩にレンズを内側にして掛ける癖がある。でもトイレに行く時とかは一時的に袈裟懸けにするので、95±5cmくらいがちょうどいい。
α7C
ちょっと前にα7C用にレザーストラップを探していたとき、cam-inというメーカーの安いネックストラップを見つけた。本当かは知らないがイタリアンレザーで、実際手触りは良い。レザーだと継ぎ目や長さ調節に金属が使われていることが多いが、これは継ぎ目も調節もなく93cmの固定長。幅は1.2cmのストレートで、レンズ込み900g程度で使うことが多いα7Cには十分。
色んなレザークラフトメーカーのショップを見て回り、2万円くらいまで視野に入れて探したが、好みの見た目+これらの条件を満たすストラップは見つからず、2500円くらいのこれに決めた。色はライトブラウン。
X-T5
これが非常に良くて、結局X-T5用にもcam-inのストラップを買い足した。X-T5はズームレンズを付けると1.1kgくらいになるので、少し幅の広い1.8cm(両端部は1.0cmのテーパー状)で長さ95cmのものにした。こういう丁度よい選択肢が用意されているあたり、このメーカーとは分かり合える。
色は少し暗めのブラウンにした。これまでずっとハクバの幅広の赤いストラップだったので、すごく地味になった。
ドイツ旅行中に付属のホットシューカバーを落としてしまったので、ドレスアップは興味ないと言いつつ、F-FOTOのホットシューカバーを買って付けた。上の写真では見えないけど。
X100V
X100Vに一度、前述のα7C用のcam-inのネックストラップを付けてみたら、見た目はいいのだがそんなに使いやすくない。軽すぎて服に食い込まず、肩にかけているだけでは滑り落ちそうだという不安もある。
鞄に忍ばせるには、リストストラップのほうが機動力が高くていいと思った。手首を通してから輪っかを絞って、手首から抜けなくできるものが、安心感が合っていい。ということでARNUVOというメーカーの丸紐リストストラップにした。
こちらもF-FOTOのシルバーのホットシューカバーを付けている。また簡易防水目的でHaogeの保護フィルター内蔵型フードという珍妙なものを付けてみた。金属の加工品質はいいし、純正のキャップが付くのもいい。雨の日だけか、常用するかは未定。
純正フードとレリーズボタンという定番コーデも試してみる。
レリーズボタンを付けると、元々イマイチなシャッターフィールが少し改善される。さらにグリップ位置が数ミリ上がって、小指がぎりぎりグリップにかかるようになるという意外な効果があることが分かった。その代わり、鞄に入れるときに引っかかる。
どうでもいいが、X100Vに付けるとOVF前にフードのスリットが来るが、X100Tに付けるとOVF前にスリットじゃないところが来る。
どうでもよくないのが、フードを取り付けるときにカチッと止まらず、ぬるっと取れること。相変わらずFujifilmのフードは、業界最低レベルだなぁ。
フード内部に保護フィルターを取り付けられるのは良い。保護フィルター自体は別に要らないんだけど、付けることで防塵防滴になるのである。