DR Summicron-M50mm分解

 レンズ清掃のために分解したので、メモを残しておく。後群を分解するのはYouTube動画があったが、前群は見つからなかったため、貴重な資料な気がするがまぁ気のせいだろう。ライカに手を入れるのはちょっと緊張する。

 まず、レンズの前の方を持って、反時計回りにねじって、レンズ本体とヘリコイドに分解する。前に組付けた人の力加減次第では、次の項の絞り前のねじが外れるかもしれない。

 絞りリングの前の継ぎ目も同じように、反時計回りにねじって前群と後群に分解する。絞り付近の清掃だけなら、ここで終了。ここが一番カビやすいらしい。

 ここからは専用の工具が必要。ない人は、工具を揃えるところから。決して適当な工具で代用しようとは思わないことだ。だいたい後悔する。

 この工具の名前は知らないが、カニ目の大きいやつ?を使う。小さい方のカニ目でもぎり行けると思う。

 2か所の穴に先端を差し込んで、レンチで反時計回りに回すと外れる。以下のようなワッシャーが3枚出てくる。一応順番をメモする。

 前群の4枚目のレンズは、端をマイナスドライバーで浮かせれば取れる。

 前群の3枚目は、何となくひっくり返したら取れた。

 外す必要性はあまりないが、絞りの位置を示す輪っかも外す。イモネジ1か所で止まっている。超精密マイナスドライバーが必要だった。

 外れた。イモネジをなくさないように。絞り開放時にF2の目盛りと黒丸●がずれている場合、このイモネジを軽く緩めて、位置を合わせてイモネジを締め直せばいい。外す必要はない。

 銘板を外す。ゴムチューブを銘板に押し当てて、反時計回りに回す。

 外れた。

 1枚目のレンズを抑えている輪っかを外す。ねじって取るタイプではなさそうだったので、ピンセットと精密ドライバーで輪っかをたわませて力業で外した。

 ひっくり返して、コンコンやっていたら前群1枚目が取れた。

 ということで、私の目的は前群の4枚のレンズについて、両面を清掃することだったので、2枚目のレンズは鏡胴から外さず、分解はここで終了。清掃して組み立てた。

 元々1枚目と2枚目の間に拭き跡があって、これのせいでコントラストが低くなるのかと思って、今回分解して清掃したのだが、結果的にはフレアっぽい描写には変化がなかった。残念。後群が曇っているな。まぁ、ふわっと幻想的ってことで。

before
after

追記

 後群分解の写真も追加しておく。カニ目レンチで押さえている輪っかを外す。一枚ワッシャーが入っている。

 後群の一番後ろのレンズはそこそこ厚みがあり、周囲の黒いスペーサーと一体になっている。マイナスドライバーで端を浮かせて、ひっくり返してコンコンと叩いていると外れた。

 写真左、後群の前から1,2枚目(貼り合わせレンズ)は鏡胴から取り外していない。外し方も知らぬ。絞りも触っていない。この状態でもレンズの両面は清掃できるので、問題ない。

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