F/S:Film Simulation
PROVIA
- 健康的な感じ
 - 彩度は割と高い
 - グリーンが綺麗
 - スタンダードというには結構派手
 
ASTIA
- ざっくりPROVIAとVelviaの間
 - PROVIAより彩度はかなり高い(Velvia寄り)
 - コントラストはちょい高め(PROVIA寄り)
 - ブルーがより青く出るが、グリーンはそれほどでもない
 
Velvia
- コントラストも彩度も振り切っている
 - 特にグリーンが強烈
 - シャドウがちょっと青みがかっている
 - 遠くの山とかの風景はいい感じだが、近くの葉っぱとかではやりすぎ感
 
どれも好きだが、Velviaはシーンを選ぶ。PROVIAの万能感。
Classic Chrome
- 彩度低め、重い色、色がくすむ
 - コントラストはちょい高め
 - 下の二つに比べればまだ健康的な色味
 
Classic Nega
- シャドウが青緑がかっている
 - Classic Chromeより彩度低め
 - コントラストは普通
 - 不思議と立体感がある(グリーンの諧調がグラデーションを生む?)
 
ETERNAブリーチバイパス
- さらに彩度低い
 - コントラストはそこまで高くなく、暗部の諧調が見えやすい
 - なのに、全然眠くない
 - 印象だけならほぼモノクロに近い、かすんだ色
 
どれも個性的で好きだが、一長一短。
Pro Nega High
- コントラストはASTIA以上、彩度はASTIA未満
 - コントラスト高すぎでイマイチ
 - SONYのVIVIDっぽい印象
 
Pro Nega Std
- 彩度&コントラスト低めで眠い
 - グリーンが出ない
 - 色が出ないので、悪い意味でネガフィルム感がある
 - ニュートラルなので、レタッチベースには良いのだろう
 
個人的にはどちらもPROVIAに勝っている点が見当たらない。
総括
上記3ケースの比較をした結果、トータルではPROVIAが最もいい、という個人的決着に。PROVIAはあんまり使ってこなかったけど、これは使うべきだなぁ。ちょっと彩度を下げてもいい。
ASTIAもやっぱりいい。でもちょっと彩度高すぎかな。
あとClassic Negaは結構いい。だが色が結構付くのは良し悪し。組み写真としては統一感が出るが、一本調子ともいう。
彩度の高い/低いもの撮るのか、コントラストの高い/低いものを撮るのか、で印象は180度変わるのは知っている。
これは同じようなことをX-T5でもやってみたい。



