最近は夜は涼しく、散歩に出かける気になる季節になった。相変わらず、散歩に持ち出すならα7C + NOKTON classic 35mm F1.4が最も楽しいと思う。
classicといえど、光源を入れてもゴーストはそんなに出ない。なお、真横に近い角度で強い光が入ると、虹色フレアが出る。
球面収差がほどほどに残っており、これが距離や絞りによって如実に変わる。とても楽しいと言わざるを得ない。
前ボケは文句なく綺麗だが、特徴もあまりない。でもこのレンズだと多用しがち。
開放では後ろボケにエッジが出るが、これが距離によってはいい感じのコクのあるボケを生む・・・ことがある。単にうるさくなることも多い。
合焦面からちょっと手前までがとてもいい感じに滲むのだが、これを自在に使いこなすところまではいけていない。でもこういう特性は、MFレンズでないと全く楽しめないと思う。
最後の写真だけ、HD PENTAX-FA43mm F1.9 Limited。このレンズはF2.2やF2.5といったちょい絞りがとてもおいしい。だがαだと、レンズとほぼ同じ厚さのマウントアダプターを付ける羽目になるのがなんとも。αに付けたときの見た目はNOKTON classic 35mm F1.4の方が何倍もかっこいい。
でも、やはりFA Limitedもいいなぁ・・・。ボケのコクは明らかにいい。