DR Summicron 50mm F2は通常モードだと最短100cmだが、近接モードにすると48cmまで寄れる。それゆえ俗にDR（デュアル・レンジ）と呼ばれるのだが、これにヘリコイド5mm繰り出しのMマウントアダプターSHOTEN LM-SE Macro (L)を組み合わせればどこまで寄れるのか試した。
適当な実測で、通常100cm→44cm、近接48cm→33cmくらいだった。もうこれはQR（クアドラプル・レンジ）Summicronと言っていいのではないか、いや良くない。33cmとか、Mマウントへの冒涜だ！ライカ警察だ！
レンズを近接モードに切り替えるのは面倒（カメラを構えたままでは無理）なので、アダプターのヘリコイドだけで44cmまで行けるなら、それでだいたい事足りるかも。
高い方のSHOTEN LM-SE Macroなら6mm繰り出しなので、もっと寄れるだろう。VoigtlanderのVM-E Close Focus AdapterだとIは4mm、IIは4.3mmなので、ここまでは寄れない。
まぁ、馬鹿なことをやっていないで、写真を撮れ、と。