自分への戒め

 今、私が意識すべきと思っていること。LUT(ルックやフィルムシミュレーションと言ってもいい)は色味を統一し、手軽に何らかの世界観を表現できるので便利だが、最近の私はこれに頼りすぎだ。

 ティール&オレンジは強烈な印象を持ち、多くの場面にフィットするが、手垢が付きすぎている。食傷が過ぎる。

ティール&オレンジ

 フィルムシミュレーションのクラシックネガも同じく、強い印象を持ち、多くのシーンに合う。が、これもやはり食傷気味だ。

クラシックネガ風

 内田ユキオ氏のSha Shaの記事を読み、なるほど、ルックは調理や味付けなのだな?(”魔法のスパイスみたいなものではありません”って書いてあるけど)と思った。同じステーキ肉でも、塩コショウで食べるか、グレイビーソースをかけるか、焼肉のたれか、クレイジーソルトを振るか、わさび醤油でいくか・・・。

 さしずめティール&オレンジは何でもその味に染め上げるけどすぐ飽きるクレイジーソルト、クラシックネガはこれまたかなり強烈なわさび醤油あたりか。Proviaは塩コショウ、Velviaはガーリックソルトくらい? 以前はAstiaは醤油くらいだったんだけど、X-T5では魚醤になってしまった。

 だとするとLUTに頼らないというのは、素材そのもの(被写体の良し悪し)で勝負することになり、それはそれで私の本意ではない。結局は、素材を生かすように調味料を使い分けることで多彩な味を表現するのがいい、というありきたりな結論になるのだろうか。

色温度3000Kくらい

 とりあえず暫定で、LUT適用前でも良いと思える写真に対して、それを自分が伝えたい印象により近づけるために適切なLUTを選択する(現像を行う)、という方針で行こうと思う。一見パッとしないけどLUTを適用したらいい感じになったから採用、っていうのはNGで。

 フィルムシミュレーションとかクリエイティブルックとか、撮って出しでルックがかかっているものはそうはいかないんだけど・・・。


 でも焼き肉のたれって美味しいよね。何にかけてもその味になり、そして美味しい・・・。そうか、モノクロは焼肉のたれか?

モノクロ

 メジャーな調味料ということで、だし醤油とかソースとかマヨネーズみたいな引き出しも欲しいな。・・・趣旨が変わってきた。