Summilux-M 35/1.4を持って歩く。

光を放っている。

ライカが公式で1stの復刻を出しているということは、ライカ自身もこの描写に一定の価値を認めているということ、と思っていいのだろう。このレンズは2ndだけど大体一緒だろう。

しかし本当にフリンジ出ないな。輝度は滲むけど、色は滲まない。それがこの繊細さを醸し出しているのだと思う。そのアンバランスなバランスが魅力である。

無機物であっても、ほわほわ。

距離計ファインダーではフレアは見えない。家に帰って、写真を見返して気付く。その場で気づいていれば、もっと派手に出しても良かったな。

どこにピントが合っているのか、よく分からない。人物に合わせたつもりだが。

このレンズで猫撮影は厳しい。が、撮る。目は閉じたまま、耳だけこちらを向けている。

私が立つと、猫もどこかへ行った。モデルになってくれてありがとう。

このレンズとはこれから長い付き合いになることだろう。

さしあたっては、桜の撮影には必ず持ち出そうと思う。
