X-T5への信頼2

さらにVelviaで撮り散らかす。色飽和は気にしない。

 1枚目だけXF35mm F1.4、残りはXF56mm F1.2 APD。

 今回気づいたことは、X-T5のEVFと背面液晶は、ちょっと明るすぎる。PCで表示した同じ画像と見比べると、印象がかなり違う。

 古いとはいえEizoのモニターを信じて、EVFと液晶の明るさを-2にした。

 どれもこれも結構、緑が色飽和しているけど、それがX-E1のときのVelviaの印象に近いような気もする。

 しかし、X-T5で使ってもXF56mm F1.2 APDのAFは駄目だ。XF35mm F1.4もAFは遅いが、明らかに外すことはあまりないのに対し、XF56mm F1.2 APDでは完全にピントが抜けたりする。

 第3世代(X-T2)から第5世代(X-T5)でダイナミックレンジが変われば、同じ「Velvia」という名前でも絵作りが微妙に変わっているんだろうな。でも、おおまかな印象が一致してるのはとてもすごいことだとは思う。

 X-T5のVelviaの特性は何となくわかってきたかな。悪くないけどやっぱり好みよりちょっとケバいので、次はVelviaのまま彩度をちょっと下げてみるか、ASTIAをもう一度試してみるか。

 振り返るとこのXF56mm F1.2 APDはもう9年も使っているのか。XF18mm F2の次に買ったが、XF18mm F2は売ったので、今はこれが最古のフジレンズ。

 ここには載せていないけど、85mm相当にも関わらず、1/10秒くらいのシャッタースピードならまあまあ止まる。X-T5の手振れ補正は、α7Cよりは上だろうな。

 あと、10bitのHEIFだと1枚14MBくらいなのに、8bitしかないJPEGのくせに1枚20MBくらいある。基本的にずっとHEIFのみで撮ってきたが、この2日はJPEG+RAW撮り。やっぱりHEIFに戻そうかな・・・。