あざとい写真の仕上げ方

 雨の夜に赤い光を含む写真を撮り、トーン圧縮でローカルコントラストをがーんと上げて、ティール&オレンジのLUTをがっつり掛けて、何となくコントラストを上げておく。簡単。

 雨の日は水たまりの反射を狙うことが多く、バリアングル液晶のα7Cでは縦位置が多くなる。

 Sonnar T* FE 55/1.8 ZAはそこそこ小型軽量で、防塵防滴で雨の日スナップには最適・・・なのだが、夜となると玉ねぎボケがちょっと気になる。F3.2だと口径食は大体収まる。

 PlanarだとF2.5で口径食が収まり、玉ねぎボケも出ないため、より良いのは分かるのだが、雨の夜には不審者感が増す。AFはSonnarの方が少し速いが、Planarの方が夜でも迷いにくい気がするが、定かではない。

 一つ前の写真と完全に同じ場所で、ピント位置違い。1枚目の方が好きかな。

 横位置で撮って、縦位置にトリミングという暴虐。たまにやる。

 この現像の問題点は、多用するとすぐ飽きること。

 現像はともかく、雨の夜スナップは楽しい。こういうの、回を重ねればもっといいのが撮れそうな気がする。